医療事務の仕事内容と資格取得方法を徹底解説!
医療事務の仕事内容と資格の取得方法を詳しく解説していきます!
医療事務とはどのような仕事なのか見ていきましょう。
医師免許に興味がある方は、
「難易度が高い国家資格をランキング形式でご紹介!合格率や目安勉強時間なども詳しく解説!」で解説していますので、参考にしてみてください!
医療事務とは
医療事務資格は、全国的に求人が安定してあり、取得しやすいことから女性に非常に人気がある資格です。
アルバイトやパートなどでライフスタイルに合った働き方ができることから、特に主婦の方が取得することが多いです。
医療事務という仕事は、決して医療事務資格がなければ働くことができない仕事ではありません。
しかし、資格を取得することで採用時や給料面でメリットがある場合があります。
医療事務にはいくつも種類がある
医療事務資格は、医者や看護師などの国家資格とは異なりstrong>民間資格です。
民間資格とは特定の団体や学校などが認定する資格のことで、医療事務という資格にもいくつも種類があります。
難易度や試験の頻度などがそれぞれ異なるので、よく見比べて資格を選ぶ必要があります。
医療事務資格以外にも役に立つ資格はいくつもあります。
ほかの役に立つ資格を、
「就職・仕事・人生で役に立つおすすめ資格10選」で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
医療事務の仕事内容は?
受付業務は患者さんから保険証を預かったり、カルテを作成したり、診察券を発行したりなど、病院の受付を担当する仕事です。
保険の確認や治療費補助の有無などといったことなどもします。
会計業務
会計業務は診察が終わった患者さんの診察内容を確認し、会計をする仕事です。
保険診療などでは、診療報酬という基準から金額を出さなければなりません。
請求(レセプト)業務
請求(レセプト)業務は、健康保険などで患者さんが負担しなかった分の診療代を審査支払機関へ請求する仕事です。
保険診療の場合、健康保険などが診療代のほとんどを負担してくれるので、患者さんは代金の一部を支払うだけで済みます。
残りの支払はというと、保険証を発行している審査支払機関(国民健康保険など)に請求しなければなりません。
その請求業務を、医療事務の方が担当することになります。
医療事務と近い仕事「クラーク」とは
医療事務と近い仕事で、クラークという仕事があります。
クラークには病棟クラークと外来クラークという2つの種類があり、それぞれ担当する業務が異なります。
病棟クラーク
病棟クラークとは、主に入院患者に関わる医療事務を行う仕事です。
ナースステーションにいることが多く、
- 入退院の手続き
- 医師と看護師の指示を受けて医療器具の準備
- カルテの整理
外来クラークは、外来患者に関する医療事務を行う仕事です。
基本的な仕事は医療事務と変わりませんが、唯一違うのはレセプト業務を行わない ことです。
医療事務を取得するメリットは?
特別な資格がなくても医療事務として働くことは可能ですが、資格を取得することで求職活動を有利に進めることができます。
例え無資格でも就ける仕事であっても、無資格の人よりも、資格を持っており、ある程度の医療に関する知識を持っている人のほうが優先的に採用 されます。
また、ブランクが空いた場合でも、経験だけでなく資格があるだけで採用担当者に安心感を与えることができます。
医療事務を取得するためには?
先ほどお話した通り、医療事務という資格にはいくつもの種類があります。
中でも認知度が高い資格を3つ紹介します。
医療事務技能審査試験
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)は、医療事務資格の中でも最も認知度が高い資格です。
認知度が高いことで、面接などで医療事務に関しての知識やスキルがあることをアピールしやすいです。
1974年から試験を実施ているなど歴史も長く、年間受験者は2万人以上、合格者数はなんと85万人以上います。試験は毎月やっているので、比較的気楽に受験できるのもメリットです。
試験に合格すると、メディカルクラーク(医科)の称号(資格を)得られます。
診療報酬請求事務能力認定試験
医療事務の数ある資格の中でも特に難易度が高く、そして医療機関からの評価が高いのが診療報酬請求事務能力認定試験です。
資格を持っていることで、優先的に採用されることはもちろんのこと、給料なども優遇されることもあります。
しかし、その分子研の合格率は非常に低く29.9%となっています。
試験に合格するためには、きちんと勉強する必要があるでしょう。
また、すでに医療事務として働いている方が収入アップ、キャリアアップのために取得するのもおすすめです。
試験は7月と12月の年2回行われています。
医療事務管理士技能認定試験(医療事務管理士)
医療事務管理士技能認定試験(医療事務管理士)は、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)に次いで人気のある医療事務資格です。
1969年から試験を実施しており、信頼性も十分です。
合格率はおよそ55%ほどとなっており、きちんと勉強をして対策をすれば確実に突破できるレベルです。
インターネットがあればどこでも試験を受けることができるので、とても気軽に資格が受けられるのも特徴です。
試験に合格した場合、医療事務管理士の称号を得ることができます。
より気軽に受けることのできる資格として、趣味に通じる資格を
「趣味で取りたい人気の資格10選をご紹介!各資格をしっかりと紹介!」で紹介していますので参考にしてみてください!
まとめ:医療事務資格を取得してスキルアップを目指しましょう!
医療事務資格は病院関係の施設でとても重宝される資格ではありますが、資格がなくても医療事務として働くことはできます。
ただ、資格を保有しているほうがアドバンテージになるとともにスキルアップにもつながるので、ぜひ取得をしてみてください!!